チョークアートとは、黒板(ブラックボード)にカラフルな画材を使って描かれたアート作品のことです。カフェやレストランの店先にある看板や、カウンターのそばにあるメニューでよく見かけますよね。
手描きならではの温かさが魅力的なチョークアートは、おしゃれな雰囲気があり、つい目を奪われてしまいます。「自分で描けたら楽しいだろうな」と感じている方もいるのではないでしょうか。
今回は、チョークアートに挑戦したいと感じている方向けに、必要な道具と描き方について解説します。
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チョークアートに必要な道具
まずはチョークアートをするのに必要な道具を準備しましょう。
チョークアートに使用する道具を「基本の道具」と「あると便利な道具」に分けて紹介します。
基本の道具
チョークアートを始めるのに必要となる基本の道具は、下記の通りです。
- オイルパステル
- ブラックボード
- 黒の色鉛筆
- ニススプレー
基本の道具を揃える際にいくつか注意点があります。
1つ目は着色する際に使用する画材についてですが、チョークアートではオイルパステルを使います。
「チョークアート」と呼ばれてはいますが、チョークは使いません。
また、チョークアートをする際に必要になるブラックボードは学校などで使用する「黒板」とは異なります。
ブラックボードを選ぶ際は、表面がツルツルしたものだとパステルが定着しにくいため、少しざらっとしているものを選びましょう。
あると便利な道具
チョークアートをする際にあると便利な道具を紹介します。
- コピー用紙
- チャコペーパー
- ボールペン
- キッチンペーパー
- マスキングテープ
- 消しゴム
- 綿棒
- ウェットティッシュ
これらの道具は必須ではないものの、準備しておくと美しい作品を仕上げるのに役立ちます。
【7ステップ】チョークアートの描き方
道具を準備したら、さっそくチョークアートに挑戦してみましょう。7つのステップに分けて、描き方を解説します。
下絵を作成する
ブラックボードに描く前に、まずは下絵を作成します。
雑誌や本などを参考にしながら、チョークアートで描く絵を決めていきましょう。
どんな絵を描くのか、どのような構図にするのかを決めたら、コピー用紙に下描きをします。このときに配色なども決めておくと、ブラックボードに色付けする際にスムーズです。
下絵の出来が作品の完成度に影響するため、十分に時間をかけてつくり込みましょう。
下絵をブラックボードに転写する
続いて、コピー用紙に描いた下絵をブラックボードに写します。
転写方法は簡単で、下絵の紙とブラックボードの間にチャコペーパーを挟んだら、上からボールペンでなぞるだけです。きれいに転写できるように、ていねいにボールペンでなぞっていきましょう。
マスキングテープを使ってコピー用紙を固定しておくと、用紙がズレてしまうのを避けられます。
アウトラインを描く
下絵をブラックボードに転写したら、オイルパステルを使ってアウトラインを色付けしていきましょう。
下書きの線に沿ってオイルパステルでなぞっていきますが、オイルパステルは太さがあるため、下書きの線の上をなぞるとはみ出してしまいます。下描きの線の内側をなぞるようにするのがきれいにアウトラインを描くコツです。
グラデーションをつくる場合は、薄い色から描き始めるときれいに仕上がります
着色をする
オイルパステルでアウトラインを描いたら、内側を着色していきましょう。ムラなく美しく塗り上げるには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
広い面を塗る場合は、オイルパステルを寝かせて塗ることで塗りムラを防げます。また、オイルパステルは、一方向ではなくさまざまな方向に動かすのがきれいに仕上げるコツです。
グラデーションを描く際は、濃い色と薄い色の境目をぼかすようにします。まずは薄い色のパステルを使って境目の部分をクルクルと軽く塗ってぼかし、その後は同様に濃い色のパステルを重ねましょう。仕上げに指の腹を使ってぼかすと、きれいなグラデーションが完成します。
オイルパステルの先は、キッチンペーパーで拭くときれいになります。
はみ出た部分を黒の鉛筆で修正する
チョークアートをしていると、うっかり色がはみ出てしまうことがあります。
その場合は、黒の色鉛筆を使ってはみ出た部分を修正していきましょう。背景がブラックボードであるため、黒い色鉛筆を使えば簡単にはみ出た部分の修正ができます。
修正をする際は直す箇所以外を手でこすってしまわないよう、コピー用紙でカバーし、その上に手を乗せて作業をすると良いでしょう。
細かな汚れをとる
修正が済んだら、消しゴムを使ってブラックボードに付いたオイルパステルなどの汚れを拭きとっていきます。
消しゴムのカスは手ではらうとオイルパステルをこすってしまうため、マスキングテープでとるのがおすすめです。
消しゴムでは修正しにくい狭い部分などは、綿棒を使うときれいに汚れを落とせます。
仕上げにニススプレーをかける
ブラックボードがきれいになったら、仕上げにニススプレーを吹きかけて表面を保護します。
ニススプレーは、ブラックボードから30cmほど離して吹きかけましょう。ムラがないように全体にゆっくりと吹きかけます。スプレーが乾いたら完成です。
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では、チョークアートのレッスン内容を紹介しましょう。
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- 水性サインペン(ブラックボードポスカ)
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こちらのレッスンも、お店の看板メニューを作りたい方の入門編として使えます。
<付属のキット>
- ブラックボード
- 水性ダーマトグラフ
- オイルパステル
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レッスン料金はキット付きで5,555円、キットなし(動画レッスンのみ)は2,200円です。
まとめ
チョークアートはカフェやレストランでお仕事されている方だけではなく、ホームパーティーや職場のイベントなど、さまざまな場で活用できます。
初心者でも簡単に取り組めるので、クリエイティブな趣味のひとつとして挑戦してみてはいかがでしょうか。
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