ワイヤークラフトは、ワイヤーを折り曲げて飾りや雑貨を作る手芸作品です。少ない道具や材料でおしゃれな雑貨やアクセサリーを作ることができます。
一見難しそうに見えますが、慣れれば誰でもワイヤークラフトを楽しんで作品づくりができるのです。
今回は、ワイヤークラフトの作り方と基本的なテクニックを解説します。
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ワイヤークラフトに必要な道具と材料
ワイヤークラフトに必要な道具と材料は以下の通りです。100円ショップでも揃えられるものもあり、手軽にワイヤークラフトを始められます。
・ラジオペンチ
ワイヤーを曲げるのに使う道具です。ペンチには先端に滑り止めがついているものがありますが、ワイヤークラフトでは滑り止めがついていないラジオペンチの購入をおすすめします。滑り止めがついていると、ワイヤーに滑り止めのギザギザの跡が残ってしまうためです。
・ニッパー
ワイヤーを切る道具です。ニッパーを使って切るときは慣れるまで手袋の着用をおすすめします。片刃のニッパーが平らに切れるのでおすすめです。
ニッパーの大きさによって切断できるワイヤーの太さは異なります。作りたい作品に合った大きさのニッパーを選びましょう。
・ワイヤー
材料となるワイヤーは、アルミワイヤー、スチール線、ステンレス線などさまざまな種類があります。アルミは柔らかいので変形させやすいですが、強度が弱いので加工の際に注意が必要です。
スチール線とステンレス線は硬いので曲げにくいのですが、強度はあります。またスチール線は錆びやすく、ステンレス線は錆びにくいのも特徴です。
・ペン
曲げるときに印をつけておくペンが必要です。色をつけても、後ほど除光液で落とせるので問題ありません。ノック式の油性ペンが便利です。
・定規
印をつける位置を決めるときに使います。
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【ワイヤークラフトを作る前に】基本のテクニックを知ろう
ワイヤークラフトは、基本のテクニックを押さえれば簡単にできます。ここでは、ワイヤークラフトのテクニックを紹介します。
1.ワイヤーの曲げ方
ワイヤーの曲げ方はワイヤークラフトにおいて最も重要なテクニックです。平面でも立体でもどちらでも必要なテクニックなのでマスターしておきましょう。
ワイヤーは曲げたい形によって曲げ方が異なります。
例えば、緩やかな曲線を描くように曲げたい場合は、ワイヤーの曲げたい部分に指を沿わせて、直接指で曲げるのがおすすめです。一気に曲げると曲げすぎて失敗することがあるため、少しずつ曲げましょう。
きれいなカーブを作りたいときは、筒状のものを使って曲げると上手にできます。作りたいカーブの大きさに合わせた直径の円筒を用意しましょう。力を入れて曲げるので、瓶など硬いものを使うのがおすすめです。
直角に曲げたい場合は、ラジオペンチでつまんで曲げると直角になります。角を作りたいときや直角にしたいときは、ラジオペンチでつまんだ部分を起点にして曲げてみましょう。
2.ワイヤーの切り方
ワイヤーを切るときも、ただ切るだけでなく、テクニックや知識を持っておくと加工しやすくなります。ワイヤーを切るときは、ラジオペンチやニッパーの刃が内側にくるようにして切るのが鉄則です。
切った後は、ペンチで切り口(先端)をつまんで手首をひねり、先端を丸めましょう。先端が鋭利な場合は、そのままにしておくと加工をする際にケガをしたりほかのものを傷つけたりして危険です。
作るワイヤークラフトの種類によっては、切り口の先端部分にデザインキャップをつけることもあります。デザイン的にデザインキャップが合わない場合は、先ほど紹介した方法で丸めておきましょう。そのほか、やすりを使って切り口を滑らかにする方法もあります。
3.ワイヤーのねじり方
ワイヤーをねじれば、繊細なデザインを表現できます。ねじるワイヤーの本数別に、ねじり方が異なるので把握しておきましょう。
1本のワイヤーをねじるときは、折り曲げて一度ねじり、輪を作ります。輪の部分に鉛筆やペンなどの円筒・棒状のものを通し、2本に分かれている部分を押さえながら差し込んだ物を回すとワイヤーがねじれます。
無理にねじると、差し込んだ物が折れてしまう場合もあるので、注意してください。
2本のワイヤーを一度にねじる場合は、ワイヤーの先端をペンチでしっかり固定して、2本のワイヤーを交差させた部分を持って手首をねじりましょう。しっかり押さえておかないと、ねじった部分がいびつな形になってしまうので注意が必要です。
3本のワイヤーをねじる場合は、三つ編みをするようにねじれば綺麗にねじれます。しっかりと1本1本を押さえながらねじってみましょう。
4.ワイヤーのつなげ方
ワイヤーをつなげるのもワイヤークラフトに欠かせないテクニックのひとつです。ワイヤーのつなげ方にはいくつかの方法があるので、作りたいもののデザインに合ったつなげ方を試してみてください。
・ワイヤーを巻き付ける
つなげたい部分を重ねて、短めのワイヤーを巻き付けて固定します。緩まないようにしっかり締めましょう。
・フックのようにして引っかける
ワイヤーの先端をかぎ状のフックにして連結させ、抜けないようにペンチでしっかり締めます。連結部分はあえて見せるようにしてもかわいく仕上がるので問題ありません。
・T字につなぐ
立体的なオブジェなどを作るときに使われる方法です。1本のワイヤーに、先端をかぎ状にしたもう1本のワイヤーをひっかけ、くるくると巻いてつなげます。最後にニッパーで余ったワイヤーを切ればT字のようにつなぐことが可能です。
ワイヤーをつなぐ場合は、しっかり固定しないとずれたり動いたりして思ったような作品に仕上がらない場合もあります。ペンチでしっかりと締め、動かないように固定しましょう。不安なときは、表から見えない部分に接着剤を使って補強するのもおすすめです。
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文字(Thank you)とスマホスタンドの作り方とあわせて、基本的なテクニックも学べます。文字のオブジェはプレゼントのラッピングなどに使えますし、スマホスタンドも普段使いできる便利なアイテムです。
あらかじめ用意されたキットで図案に沿って作るため、初心者の方でも自力で作品を作り上げられます。ワイヤークラフトにチャレンジしてみたい方は、ぜひこちらのレッスンをチェックしてみてください。
まとめ
ワイヤークラフトは、誰でもいつでも始められる趣味のひとつです。基本のテクニックを習得すれば、応用してさまざまなものを自由自在に作れます。
ワイヤーを使ってスタイリッシュでおしゃれなオブジェや普段使いできる雑貨を作りましょう。ブローチやペンダントトップなどのアクセサリー作品に挑戦してみるのも良いです。
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